
PowerDirector365で動画編集をしています。(OSはwin11)。
今まで問題なかったのに、先日、ある日、いつものように撮影した動画を編集して 「出力」したら、何か変。 出力した動画ファイルを確認してみると、ところどころ「真っ黒」になって上手く映像が出力できていないっぽい。
そして、フェードなどのエフェクトも上手く対応できてない(場面変更がカクカクしてる)

フレームレートを「29.97」(デフォルト)にしたら解決した件
色々試行錯誤した結果、どうやら出力する際のフレームレート(1秒間の画像の枚数)を「29.97」(デフォルトの安定値)にすると解決した。

何故「29.97fps」なのか
ChatGPTに聞いてみたんだけど、実は色々動画ファイルというのは「めんどくさい」ことがわかってきた。で、ひとまず「29.97fps」というのが安定版なので、良く分からない場合はこれを使っておけばいいらしい。
自分の撮影動画は「59.94」だったが??
一般的には「撮影した動画のフレームレート」と「出力するフレームレート」を合わせるのが良いらしい。しかし、パソコンのスペックだったり、新旧のバージョンだったり、負荷の問題だったりで今まで問題なかったことが、ある日エラーになることは、動画のような負担のかかるソフトウェアに関しては、ありがちな問題だそうで。
自分は今まで元動画のフレームレート「59.94」で出力してたけど問題はなかった。しかし、何かしらのバージョンアップなのか何かの問題で「59.94」はエラーが出るようになった。
そこで、負荷を半分にするために「29.97」にすると正常に出力できたということだ。
「30」と「29.97」、ごくわずかだが、標準はあくまで「29.97」
さて、これをご覧の方は、「29.97」という半端な数字にイライラするのではなかろうか。自分も同じで「30」でええやん?って思っていた。そして、ほとんど同じだそうだ。
しかし。、なんやかんやで業界標準というのは29.97なんだそうだ。
なので60fpsの動画であっても、半分にするなら30ではなく29.97なんだそうだ。
カメラを「60」で撮って、出力を「29.97」にすると、カクカクしないのか?
フレームレートを上げる理由は、当然「滑らかな動き」の動画を撮りたいからであろう。自分もそれだった。せっかく60枚のパラパラ漫画を描いても29.97枚に半減してしまうのだから、動きがぎこちない感じにならないか?
結論からいうと「人間の目では、ほぼわからない」
これにつきる。よくよくスロー再生とかにすれば、確かに違うのかもしれないが、通常再生で見る分には、よほどの業界人でなければわからない。まして、スマホでyoutubeを見る人達には、まずわからないから安心して良い。