
「自分のサイト、なんか重いなぁ…」
「ページを開くのに時間がかかる」
そんなお悩み、ありませんか?
実はその原因、たった2つの要素が関係していることが非常に多いんです。
それが――
YouTube動画の埋め込みとGoogleマップの埋め込みです。
この2つを見直すだけで、
劇的にページの読み込み速度が改善します!
チェックポイント①:YouTubeの埋め込みは“サムネ画像だけ”に!
トップページやブログに、YouTube動画を何本も埋め込んでいませんか? 実はこれ、最も重くなる原因のひとつです。
YouTubeの埋め込みコード(iframe)は、 たった1本でも数百KB〜数MBの読み込みが発生します。 5本も並べたら、もうスマホではカクつくレベルです。
解決策
埋め込みをやめて、サムネイル画像+再生ボタン風デザインに変更しましょう。
- 表示はただの静止画(軽量!)
- クリックされたらYouTubeページにリンク
- 見た目は動画風なのでUXも損なわれない
これだけで、ページ読み込みが3〜5倍速くなることもあります。
ワンポイント
サムネイル画像はYouTube動画のスクリーンショットを使い、 再生ボタンアイコン(▶)を中央に重ねると見栄えも完璧です。
チェックポイント②:Googleマップは“簡易画像”で代用!
次に多いのが、Googleマップの埋め込み。 特に「アクセス」ページや「店舗情報」ページにそのまま貼り付けているケースです。
地図のiframeも非常に重く、 ページ読み込みのたびにGoogleのサーバーへアクセスが発生します。
解決策
- 簡易マップを作ろう
⇒もし画像編集ソフトを使える方なら「目印だけ」の簡易マップを作りましょう。正直、情報が多すぎるGoogleマップより、目印だけの簡易マップの方が新規ユーザーには見やすくて喜ばれます - マップ画像を静止画に
⇒もし「1」のように画像が作れない場合は、Googleマップの静止画を貼り付けましょう。クリックするとGoogleマップに飛ぶ。という風にするだけでもOKです
これなら見た目もほとんど変わらず、 読み込みスピードが一気に軽くなります。
ワンポイント
「Googleマップを画像で保存 → altテキストに住所を入れる」 ことで、SEO的にもマイナスにはなりません。
【ちょっと上級者向け】functions.phpにこちらを記入
上記2つで、だいたい速度は速くなったのが実感いただけると思います。が、コンテンツが多いサイトだと「もうちょっと速くしたい」という場合が出てきます。その場合、「functions.php」に下記コードを追記してください。(一応確認ですが、子テーマを使いましょう)
▼これをfunctions.phpの末尾に貼り付ける
// ヒーロー画像を優先読み込みにする(LCP対策)
add_filter('wp_get_attachment_image_attributes', function($attr, $attachment, $size){
if( is_front_page() && !empty($attr['class']) && strpos($attr['class'], 'hero') !== false ){
$attr['fetchpriority'] = 'high';
$attr['loading'] = 'eager';
}
return $attr;
}, 10, 3);
これはいったい何をしているか?
これは「ヒーロー画像」(トップページに大きく表示されるメイン画像。ユーザーが最初に目にする主役の画像)だけを優先的に読み込ませる」 ための WordPress用スニペットです。
ブラウザが「どの画像を先に読み込むべきか」を判断しやすくするために、最上部の大きな画像(ヒーロー画像)だけ “fetchpriority=high” で最優先ロードさせます。
優先順位をつけることで全部一度に読み込ませるのではなく、段階的に読み込ませることで、「ファーストビュー」がいち速く表示されるようになります。

