動画編集ソフト「パワーディレクター」で、自然な動きをさせる
●イーズイン
●イーズアウト
ですが。
使い方を間違えると、時折「波打ったような」動きになって、自然な動作を実行してくれない場合がある。
これは主に
(1)「XY軸」と「高さ幅」の設定が不一致
(2)イーズイン・イーズアウトの設定をした後で、動画クリップに何かしら変更を加えた
この場合によく起きるようだ。
1)初歩的なミス:「XY軸」と「高さ幅」の設定が不一致
そもそも論だが、同じキーフレームには、同じイージングを設定しなければいけない。
イーズインなら、かならずイーズイン、
イーズアウトなら、かならずイーズアウトで一致させよう
2)イーズイン・イーズアウトの設定をした後で、該当クリップに何かしら変更を加えないようにしよう
問題はこっち。
イージングを加えた後で、該当の動画クリップに、分割とか削除とか、何かしら変更を加えると、設定にズレが生じる場合がある。それが「1」と同様に、設定のズレを引き起こし、波打ったように動作することがある。
なので、イージングを加えるんだったら、最後の作業にするか、
最初からちゃんと分割した完全パッケージの状態でイージングを加えると、おそらく大丈夫だと思われる。
3)該当クリップのキーフレームを全て削除して、初期状態で一から設定する(この時「前のクリップをコピー」など使用しない)
既に設定済のクリップは、何度やっても前の設定が何かしら尾を引きずることがあるようだ。
その場合は、一度該当クリップのキーフレームを一旦全て削除しよう。
そして、初期状態から設定しなおすことをオススメする。
さらにこの時、「前のキーフレームをコピー」など使用せず、全てて入力で数値は入れましょう。
キーフレームのコピーとやらが、とにかくやっかいで、
イージングを邪魔することがある。