WordPressでレンタカー予約サイトを作る場合、やり方は大きく2種類あります。

①プラグインを使って自社サイトで完結する
②外部で提供されているレンタルサービスを利用する

①の場合、利用するプラグインは国産であれば「MTS Car Booking」一択です。(海外ものであればもう少し選択肢は増えますが毎年ライセンス更新が多い)
②の場合、いくつかレンタルサービスを提供しているwebサイトがあるのでそういうのを利用することになります。

で、自分も色々検討した結果、MTS Car Bookingを使うようになったのですが、結果的にこっちでよかったと思っています。

その理由を下記紹介します。(※別にMTS Car Bookingの関係者でもなければ、回し者でもありません。単純に機能レビューです)

理由1)一度の買い切りだから、ランニングコスト(維持費)がかからない

MTS Car Bookingは「買い切り」のプラグインです。
MTS Car Booking本体が58,000円ほど。クレジット決済を使用するには追加のプラグインを購入する必要がありますが、それでも10万円以下です。つまり初期費用が数万円かかりますが、一度買ってしまえば維持費は0円です。

一方外部サービスを利用する場合、月々あるいは毎年更新で維持費がかかります。
ざっと調べたところだと、月々8,000円~1万円くらいかかるところが多いです。(初期費用別途)

てことは、外部サービスを利用したら維持費だけで年間10万円くらいかかるので、2年目以降の継続を考えると、MTS Car Bookingが安いと判断しました。

2)他のレンタルサービスを利用すると、台数によって料金が増えてしまう

さて、「1」の時点ですでにMTS Car Bookingの方がお得なのですが、次に「台数」を視野に入れた場合です。

自社で「MTS Car Booking」を利用して作ると、1台だろうと20台だろうと50台だろうと、車両の数は関係ありません。

一方で、他のレンタルサービスを利用すると

「5台利用までは●●円」
「10台までなら●●円」
「20台までなら●●円」

といった感じで、台数に応じて、さらに料金が加算されてしまうところもあるようです。自分にはこれが少々ネックだったので、やはり台数を気にせず運用できる「MTS Car Booking」を選択しました。

3)他のレンタルサービスを利用するとクレジット決済利用で、さらに月々の維持費が加算される

MTS Car Bookingでもクレジット決済を使用するには、別途オプションのプラグインを購入する必要があります。が、こちらは繰り返しますが「一度きりの買い切り」です。なので必要経費は最初だけ。

一方で、他社レンタルサービスを利用しようとすると、クレジット決済利用料で、月々の利用料が加算されたりするようでした。

などなど、色々総合的に判断し、「経費をなるべく抑えて、ある程度自社で作れるなら、MTS Car Bookingで作った方がいい」というのが結論です。

ただし、外部サービスを利用した方がいい、という場合もありますので、最後は、外部サービスを利用するメリットも紹介しておきます。

外部サービスを利用するメリット

外部サービスとしては主に

レンタカー侍
レンタカー利用システムASP

などが有名です。

これらを利用するメリットは

[1]設定が簡単(専門知識不要)
[2]管理画面などのデザインがなんとなくオシャレ

などは、ちょっと調べた感じで「いいな」と思った点です。

[1]設定が簡単、というのは、額面通りです。基本的にwebの知識が無い人でも使えるように作られているので、画面の指示に従っていけば、たいてい誰でも予約サイトは運用できるようになっています。

それから
[2]管理画面などのデザインがなんとなくオシャレ、こちらですね。MTS Car Bookingで唯一、不満があるとすると、管理画面がダサいです。管理方法や確認方法も、デザイン性とか、ビジュアルに訴えかけるものは全くと言っていいほどありません。笑

まあ、こちらは「管理画面」なので、お客さんには見えないので、個人的には不満はありますが、多少目をつむった感じですかね。ちなみに、表画面の予約時のレイアウト(確認画面など)も、ややダサい感じはしますが、確認画面がダサいから予約されないってこともなかろうと思って、目をつむっています。実際、予約者にはあまり影響はなさそうです。

以上、ご参照ください。

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