先日、ちょっと興味深い動画のやりとりと、現象があったのでご紹介。
ことの発端は、高須幹也(高須クリニック)先生と、ボッチ系youtuberステハゲの
いつものやり取り(プロレスw)でのこと。
高須先生が「ステハゲ、お前はもう死んでいる」というタイトルでケンシロウの格好をして動画を出したのだ(今はタイトル変更済)
それに応えるかたちで、アンサー動画として、ステハゲ氏が「幹也、お前一回死んどくか?」というアンサー動画を投稿。
しかし、このアンサー動画がyoutubeから削除(いわゆるBAN)されたのだ。
確かに、ステハゲ氏のタイトルは、過激ではある。
しかしこれはあくまで、幹也氏の動画をうけてのアンサー動画である。
つまり、ステハゲ氏の動画が削除されるなら、最初のきっかけである幹也氏の動画もBANされないと、辻褄が合わない。
にもかかわらず、BANされたのは、吹っ掛けられたステハゲ氏の動画のみであり、吹っ掛けた側の幹也氏の動画は今も残っている。
なぜだろう。
明らかに著名のセリフであれば削除(BAN)の対象にはならない可能性も
同じ「死」という言葉を、しかもタイトルに使っているのに、
幹也氏は残っていて(タイトルはその後変更したが)、ステハゲ氏はBANされた。
この決定的な違いは、あくまで個人的見解だが
●「幹也氏は、あくまで北斗の拳のパロディーをした」というネタであるのが誰から見ても自明であるのに対して、
●ステハゲ氏は、事情を知らない人がみたら、ただただ誹謗中傷するだけの動画
ということなのではなかろうか。
実は、当の幹也氏も、分析動画をアップしている
幹也氏の考察も、おおむね、先ほど自分が思った感想に似ているのだが、彼の考察では
●自分は日本の誰もが知る「北斗の拳の有名なセリフ」を言っただけ。動画も北斗の拳のパロディーである
●ステハゲ氏の動画は特に何かのパロディーというわけではなく、誰かを攻撃するただただ過激な言動である
●アップロード時に審査(ロボット審査)が通ったということは、ステハゲ氏の動画は、誰かが通報(削除要請)した可能性がある(しかも複数)
●通報(削除要請)を受けたyoutube側は、今度は人間が審査することになるが、ことの経緯(幹也氏とのプロレスごっこ)を知らない人が見たら、ただの暴力動画である
こういうことだ。
確かに、ステハゲ氏の動画は、「過去の経緯がわかったうえで見ると面白いプロレス」なのだが、「それ単発で見ると、ただの過激動画」であるのは間違いない。
ステハゲ氏。どうせならアンサー動画も、北斗の拳のパロディーで返しておけば、小ネタだとわかって、BANはされなかったかもしれない。