ひょんなことから、ジュエリー撮影のカメラマンを頼まれまして。
「一眼レフ持ってる人あるある」なんだけど
ほとんど「オート」で撮ってるから、
恰好だけで実は全然カメラについて何も知らないんだよね。(爆)
普通に景色やペットの撮影なら、ある程度「(オートで)勝手にカメラがやってくれる」ので、
持ってる人は「持ってるだけです」って感じなんです。
実力でもなんでもないんです。
ワシやないか!!!!(なんの話だ)
てことで、今回、初めて一眼レフとちゃんと向き合ったので
色々紹介します。
ちなみに自分は「マイクロレンズ(昔中古で買った15,000円くらいの安物)」を使いましたが、普通のレンズでもOKです。
※ただしマイクロレンズの方が「より近くに寄れる」ので、ジュエリー以外にも昆虫のような小さいものや、料理の接写等を定期的に撮っていきたい人・クオリティにこだわりたい人は1つくらい中古で買っておくのがおすすめです。
1.カメラの設定について(Aモードは「F(フォーカス=ピント幅)調節」と覚えておけばOK)
F値を「絞り値」とか言うからわかりにくいんだよ!フォーカスって言えよ!
をっと。思わず叫んでしまいました。
ちょっと頭を冷やして冷静に。
さて、本題に入る前に、冒頭話した通り、一眼レフユーザの多くは「オート」撮影をしています。
オートなら、自分は「Scene」の中の「料理」をよく使います。
▼Sceneを選択して
▼料理を選択
▼料理に限らず、ピンポイントである部分に焦点をあててくれて、比較的明るく撮ってくれるのでお勧めです。
ただし、オートの場合、ピントが狭い。
ジュエリー撮影の場合、小さい(細かい)んだけど広くピントを合わせたい、とこういう難しさがある。
そこでピントの幅だ。
Aモードで「F値(フォーカスの値)を調整」すると、数字が大きくなればなるほど、ピント幅が広くなる(ただし、暗くなる)
↑左は明るいけど、周囲がボケてる。右は、全体的にピントがあってる(けど暗い)。
正直、これだけ覚えておけばOKだと思ってる。
【雑談】 カメラに詳しい人にきくと「絞り値」ってかならず言うんですよね。 絞り値って何?って聞くと「F値のことだよ」って言う。それも何!!!! わからないまま、どこで調整するの?って聞くと「Aモードだよ」って。せめて「Fモードって名前にしてくれよ」って素人は思うわけです。全てのワードがつながらないわけです。 Fは「フォーカス」のこと。つまりピント。そしてその値を大きくするとピント幅が広がる(ただし暗くなる)。 「フォーカス値」って覚えることで、自分は一気に楽になりました。 |
2.AモードのF値(フォーカス)の調整方法
さて。オート撮影で飽き足りないアナタ。ここを読めばついに、1ランク上の階段に行けますよ!w
※ここではNikon(D7100)で説明します。
▼動画見てもらった方が早い
1.電源入れて
2.Aモード(F値/フォーカス優先)
3.人差し指のダイヤルで調整
これだけです。
AモードでF(フォーカス)を調整しながら、明るい場所で撮影。
これでひとまず素人レベルでもなんとかなります。
▼こんな感じで撮影したのが
▼こう
Aモードで、F値(フォーカス値)は14。
※ただしマイクロレンズ使用
▼もし、背景の白いやつ(バックペーパー)が欲しいって場合はこちらがおすすめ
(かなりデカい!からコスパ抜群!プラスチックだからシワにもならない!)
3.指輪(リング)を立てて撮影したい場合は「固定材」を使う
立てて撮影したい場合もあるよね
これには専用の?固定材を売ってるので、それがおすすめ。
▼銀一 ホワイトワックス
使い方はいたって簡単。
はがしてくっつけるだけ。
現場からは以上です。